「薬は検討されていますか」と言われた夏休みの面談|発達障害グレーゾーン小学3年生

3・4年生(中学年)

娘は発達障害グレーゾーン(ADHD+ASD)です。小学2年生の終わり頃、先生から「特別支援教室(通級)を卒業してもいいくらいですね」と言っていただけるほどに、娘は学校でも落ち着いて生活ができるようになっていました。


それが、夏休みの面談では「薬は検討されていますか」という言葉が出るくらい、3年生の1学期は娘の特性が増えてしまっていました。

3年生で困りごとが増えた理由はこちらの記事に、面談に向けてメモを準備したことはこちらの記事に書いています。

この記事では、その面談で実際に何があったかを書いていきたいと思います。


3年生の1学期、先生から連絡はほとんどなかった

1学期の間、担任の先生から特別な連絡がなかったので、2年生の後半のとても落ち着いていた感じで、3年生になってからも、頑張って過ごしてくれているものだと思っていました。

でも夏休みに入ってすぐの面談で、それが違ったことを知りました。

話を聞くと、発達障害の傾向をはじめて指摘された小学1年生のころの状態に戻ってしまったのかと疑ってしまうような状況でした。

「どうしてもっと早く(1学期の間)に連絡をくれなかったのだろう…」

正直、そんな気持ちになりました。

発達障害の傾向を指摘された頃の話はこちらの記事にくわしく書いています。


夏休みの面談で聞いた現実

本来は2者面談なのですが、その面談には、担任の先生だけでなく、通級(特別支援教室)の先生と学校の特別支援担当の先生も来てくださいました。

4者面談です。はじめる前から、あまり良くない話が出てくる予感がしました。

1学期の娘の様子では、次のようなお話がありました。

  • 授業中に立ち歩きをする
  • 指示に従わない(真逆のことをする)
  • 突然ランドセルを背負って帰ろうとする
  • 「気持ち悪い」と言うことがたびたびある

もともと落ち着きのない娘でしたが、指示に対して真逆のことをするとか、突然帰ろうとするとかは今までありませんでした。授業中に立ち歩いたり、学校で気持ち悪くなったりすることは、たまにありましたが、この時は確実に回数が増え、学校生活において支障をきたすレベルだったのだと思います。

2年生のころに目立っていた暴力行為や大声、奇声は減っていたのは良かったのですが、今度は、授業に集中できない、逃げてしまう、という困りごとが増えてしまいました。

学校での様子は、聞かないと本当にわからないものですね。

娘は家より学校のほうが不安が強くなりやすく、特性も出やすいタイプです。だからこそ、担任の先生が変わるたびに「小さなことでも気になることがあれば教えてください」とお願いしていました。

そのため、1学期の間にほとんど連絡がなかったことは少し意外でした。お友だちに危害があるような行動ではなかったからかもしれませんが、今回の経験を通して、こまめに状況を共有することの大切さを改めて感じました。

また、一度落ち着いたように見えても、環境の変化によって特性が強く出ることがあるのだと実感しました。

「薬は検討されていますか」

面談の中で、通級の先生からこんな言葉がありました。

「薬は検討されていますか」

正直、驚きました。

2年生の終わりには特別支援教室の退室も視野に入っていたのです。特性が増えたのはわかったけど、それほどまでに対策が必要な状況なのかと、改めてリアルに感じられました。

でも、心の中の本音は「できれば飲ませたくない」でした。

療育センターで相談してきた

面談のあと、もともと予定していた療育センターの定期受診がありました。先生方から薬の検討を勧められたことを医師に話しました。

医師から、発達障害の子どもに処方される薬は漢方薬を含めて全部で4種類あると説明を受けました。娘のことでいろいろ勉強してきたなかで見たことがあった薬の名前でした。

できることなら飲ませたくない。飲まないで乗り越えたい、そう思いました。

私は、医師に、2学期の様子を見て判断したいとお伝えしました。

今の娘は、特性が増えているとはいえ、他害があるわけでも、娘自身が特性で追い詰められているわけでもない。薬には作用も副作用もある。まずは違う方法でできることを試してみたいと思っていたからです。


診察後の夏休みにやったこと

面談を終えてから、夏休みの間は2学期に向けて娘の状態を整えることに徹しました。

  • 娘がリラックスしたり、ストレス解消したりできる部屋の環境を整える
  • 良質な睡眠を取れるように工夫をする
  • 生活リズムを整える
  • 娘のために勉強していたアロマやハーブティを生活に取り入れる

など。2学期のスタート、そして10月の診察まで、娘の様子を見守っていこう、そう決めました。

夏休みの取り組みと変化は、また別の記事に書いていきたいと思います。


今振り返って

一度落ち着いた特性がまた強く出てしまうことは、小学校の低学年のときにも繰り返し見てきたことでした。とくに長期休み明けや行事前は、毎回のこと。でも、回数を重ねるごとに、落ち着くまでの時間が短くなっていたので、そこに成長を感じることもできていました。

新学期が近づくにつれて特性が激しくなる娘にやった対処法はこちらの記事にくわしく書いています。

しかし、この時は少し様子が違ったな、と今でも思っています。それだけ、3年生になった時の環境の変化が娘にとって大きかったのだと思います。

娘に大きな影響を与えた3年生への進級の話はこちらの記事にくわしく書いています。

薬を否定しているわけではありません。必要な時は利用するほうが良い場合もあります。でも、この時の私は、薬の開始よりも、夏休みという約40日の時間で娘のためにほかにできることを試したい気持ちのほうが強くありました。だから「2学期を見て決める」というのは、けっして先延ばしではなかったと思っています。

夏休み中には私なりに娘について考えたことを、休み明けに学校や病院に伝えるためのメモとして、記録をしました。こちらの記事に書いています。

夏休み明けについては、また別の記事で書きたいと思います。


この記事のまとめ

  • 夏休みの面談は担任・通級・特別支援担当の先生との4者面談だった
  • 1学期の娘は、小学1年生のころの状態に戻るくらい特性が増えていた
  • 面談で「薬は検討されていますか」と言われ、驚いた
  • 療育センターで医師に相談したが、「2学期の様子を見て決めたい」と伝えた
  • 薬より先に、できることを試したかった

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