友だちトラブルが増えた理由と家でやったこと|発達障害グレーゾーン

発達凸凹娘・小学校時代

「うちの子、お友だちとうまくいかないみたい…」そんな不安を感じたことはありませんか。

発達障害グレーゾーン(ADHD+ASD)の娘も、小学校に入学してから、お友だちとのトラブルが増えていきました。

この記事では、

・お友だちトラブルが増えた時の様子
・どうしてうまくいかなかったのか
・家でやって少しずつ変わっていった関わり方

について、体験をもとに書いていきます。


このまま孤立してしまうのでは…と思った時期

娘は人が大好きで、人なつっこい性格です。

お友だちとも仲良くしたい気持ちは強く、自分から関わりたい気持ちがありました。でも、その気持ちとは裏腹に、トラブルになることが多く、家ではイライラしたり落ち込んだりする姿が増えていきました。

〇〇ちゃんとはもう一緒に帰りたくないって言われた
どうしてみんな私のこと嫌いなの?

そう言われたとき、どう返していいかわからず、胸が苦しくなったのを覚えています。

このまま孤立してしまうのではないか、いじめられてしまうのではないか。そんな不安が頭から離れませんでした。


どうしてお友だちとトラブルになるのか

娘の様子を見ていて感じたのは、「悪気があるわけではないのに、うまくいかない」ということでした。

距離感が近すぎる
勢いが強い
言葉で気持ちを伝えられない

たとえば、お友だちに近づくときの勢いが強くて転ばせてしまったり、遊びの中で力加減がうまくいかず、相手に痛い思いをさせてしまったり。

娘は「一緒に遊びたい」だけなのに、相手を嫌な気持ちにさせてしまっていました。

さらに、うまくいかなかった時には、気持ちを言葉に出すことができなかったので、手が出てしまうこともありました。

その結果、「乱暴な子」と思われてしまい、関係がうまくいかなくなる…そんな流れになっていたのだと思います。当時の娘は、自分でもどうしたらいいかわからなかったと思います。

小学校生活で実践した3つの配慮についてはこちらの記事で詳しく書いています。


家でやってみた関わり方

このままではいけないと思い、家での関わり方を少しずつ変えていきました。難しいことではなく、できることから試していきました。

①ルールをシンプルに伝える

・近づくときはそーっと行く
・「やめて」と言われたらすぐやめる
・嫌なことをされたら「やめて」と言う

お友だちと関わるうえで、簡単なルールを伝えました。短く・具体的に伝えることで、本人が理解しやすいようにしました。

②話しやすい雰囲気をつくる

帰宅後は「学校どうだった?」とだけ声をかけて、あとは無理に聞き出さず待つようにしました。

話してくれたときは、

・できたことは一緒に喜ぶ
・うまくいかなかったことは「話してくれてありがとう」と受け止める

最初のうちは、よくないことは話したがりませんでした。怒られると思ったのだと思います。でも、良いことも悪いことも否定をせずに、話を聞いているうちに、だんだん学校での出来事を話してくれるようになりました。

学校で問題行動が目立ちはじめた頃でした。お友だち関係でトラブルがあると学校から連絡が来るようになりました。私は、何があったのかを娘本人の口から聞きたくて、今思えば、尋問のように聞いていた時期がありました。

どうしてそんなことが起きたのか、事実が知りたかっただけでした。でも、当時の娘は、私が質問しようとすると爪噛みなどのクセが出はじめ、だまりこむようになりました。まずは、娘が何を話しても大丈夫だと思える環境を作る。安心させてあげることが大事だったと気が付きました。

爪噛みなどの気になるクセについてはこちらの記事で詳しく書いています。

なにか良くないことがあった時は、娘のなかにも悪い気持ちが溜まっていたはずです。それを外に吐き出すことで娘自身も心が楽になったように感じました。

③一緒に「次どうする?」を考える

話してくれた内容をもとに、「次はどうしたらいいかな」と一緒に考えました。正解を教えるというより、一緒に考えるイメージです。

少しずつですが、娘の行動も変わっていきました。

新学期前に娘を落ち着かせた方法についてはこちらの記事で詳しく書いています。


少しずつ見えてきた変化

続けていく中で、娘の口からこんな言葉が出るようになりました。

今日はみんなと仲良くできた
やさしいねって言われた
手が当たっちゃったけど、ちゃんと謝れた

お友だちとの関わり方をひとつひとつ確認していくことで、少しずつ良い経験を増やしてあげることができたように思います。


まとめ|焦らず、小さな積み重ねで変わっていく

お友だち関係は、すぐにうまくいくものではありませんでした。成長とともに形を変えながら、今でも娘は悩み続けています。「これで大丈夫」と言い切れる日はまだきそうにありません。

それでも、少しずつ関係を築けるようになってきたのは、家での関わり方が変わったこともひとつのきっかけだったのかなと感じています。

発達障害グレーゾーンの子は、「できて当たり前」「わかってて当たり前」と思ってしまいそうなことが、ちゃんと理解できていなかったり、わかっててもうまくできなかったり、しているのだということを、娘を見ていて感じました。

もし今、お友だち関係で悩んでいる方がいたら、まずは家での関わりから少しだけ変えてみてください。思いもかけないところでつまづいているかもしれないので、話を聞きながら、アドバイスのポイントを探ってあげてほしいと思います。

同じように悩んでいる方の参考になればうれしいです。

孤立しかけた娘にできたはじめての友だちのことはこちらの記事で詳しく書いています。

お友だちの机に心ない言葉が書かれた日のことはこちらの記事にくわしく書いています。


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