発達障害グレーゾーンの子の将来が不安だった私が今思うこと

発達凸凹娘・小学校時代

発達障害グレーゾーンの子どもを育てていると、この子はこれからどう生きていくんだろう、と不安になることはありませんか。発達障害グレーゾーンの子どもは、普通の世界で生きていかなければなりません。この記事では、グレーゾーンゆえの生きづらさと、それでも娘に感じる可能性について書いていきたいと思います。

グレーゾーンに明確な境界はない

発達障害かどうかの明確な境界線はありません。以前、グレーゾーンの子をカフェオレで例えたものを読んだことがあります。

「コーヒーに個性というミルクを注いで、どこまでミルクを入れたらカフェオレになるのか」

ブラックコーヒーはおいしいけれど、個性がまったくないのもつまらない。コーヒーとミルクのバランスはみんな違って、定型発達の人にもミルクという個性は入っているものです。そして、定型発達の人に苦手があるようにグレーゾーンの人にも得意があります。

生活するうえで困りごとが出てきたところからが、発達障害とかグレーゾーンと言われるようになるのだと思いますが、境界はとても曖昧。

娘も就学前までは特性が表面に出てこなかったので見過ごされてきました。小学校に入学してまもなく指摘を受け、気づくことができましたが、そのままわからずに大人になっていく人も多くいるのではないかと思っています。

私も娘と同じ。言葉で伝えたり、説明したりすることが苦手」「新しい場所や物事が苦手です。ひとつひとつを切り取ってみると、私も発達に特性があるのかも?と思ったりします。

でも割合は違えど、みんな同じカフェオレ、だと思うと、少し気が楽になったように感じました。そして、娘にはミルク多めのとびきり美味しいカフェオレになってもらえばいい、と思いながら育ててきました。

小学校に入学して特性が目立ちはじめた頃の話はこちらの記事にくわしく書いています。

カフェオレ具合が絶妙になった時の強み

グレーゾーンの特性は、困りごとになることもありますが、そのカフェオレ具合が絶妙になった時、大きな強みになると私は信じています。活動的で、好奇心旺盛で、素直で、感性が豊か。斜め上の発言も多くて、マイナスになることもあるけど、かえってそれがプラスに働くときもある。定型発達の人には真似できない不思議な魅力があると感じることがあります。

周りの目ばかりを気にしてしまう私には、いつも自分に素直に行動できる娘がうらやましく思うときがあります。

定型発達の人たちとすり合わせながら生きていく

定型発達か発達障害かグレーゾーンかと言う明確なボーダーはありません。個性が強めでも日常生活になんとか適応できているように見える子なら見過ごされてしまうこともあります。そして、診断名があれば発達障害、なければグレーゾーン。グレーゾーンってとても曖昧です。

たとえば、指摘を受けたとしても「うちの子は大丈夫です」と親が認めなければ、そこまでの話になります。

実際にそういう方も結構いるそうで、学校や学童での面談の時に言われました。私はすんなり受け入れたので、先生方もホッとしたという感じで、この話をしてくれました。子どもの場合は、保護者の受け止め方によって、支援につながるタイミングが変わることもあるのかもしれません。

気になる特性があったらすぐに支援を受けてほしい理由はこちらの記事にくわしく書いています。

娘のグレーゾーンの実際

うちの娘も保育園までは特性が表に出てこなかったので見過ごされてきました。小学生になって特性がわかりやすく出てくれたので、気づくことができました。気づくことができてよかったと思います。

娘は、診断はされてはいないのでグレーゾーン

診察記録には

診断名 : 未定

症状 : 落ち着きのなさ・多動・衝動性

と書かれています。

娘が本当に微妙な子だからか、診断名をつけて欲しい、と私が希望したら診断名をつけてくれそうな感じでしたし、薬も希望すれば出してくれるような感じでもありました。どちらも希望はしませんでしたが。

療育病院の初診の時のことはこちらの記事にくわしく書いてます。

グレーゾーンの子が生きていく場所

グレーゾーンの子どもが生きていく社会は、学校でいえば普通学級、社会人になれば一般企業になります。娘もこの先ずっと、当たり前のことが当たり前にできる定型発達の人たちのなかですり合わせていかなければならないのだと思います。

これはグレーゾーンゆえの困難さだなと感じています。

「普通の波に乗ること」を求められる。
でも、その波に乗ること自体が苦手。
そこに、グレーゾーンの子どもの生きづらさがあるのだと思います。

苦手なことなんて誰にだってあるし、苦手なことに向き合い続けるのって誰だってつらいですよね。

もしかしたら、診断を受けると、福祉サービスに守られた環境を与えてもらえるのかもしれません。でも一見問題がなさそうなグレーゾーンの子は、そこに身を置くのも本人に違和感が出やすいそうです。

グレーゾーンの子にとっての居心地のいい場所は見つけるのが難しいように感じます。でも娘には、自分にとって居心地のいい場所を見つけてほしい。自分の強みを活かせる場所、自分らしくいられる環境を見つけてほしいと思っています。それぞれが違っていて、それぞれの強みを活かし合える。そんな場所が見つかることを願っています。

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