小学校3年生の夏休みの面談で「薬は検討されていますか」と言われた娘。療育センターの先生には「2学期の様子を見て判断したい」とお話ししてきました。面談の詳しい様子はこちらの記事に書いています。
まだ薬は飲ませたくない。それが私の本心でした。薬には作用と副作用がありますし、もう少し違う方法で、できることはないかを考えたいと思いました。
この記事では、そう決めてから家で取り入れてきたことを書きたいと思います。ハーブティーと、入眠サポートの話です。
3年生になって特性が増えていった経緯は、こちらの記事に書いています。
落ち着きのない子にオススメのハーブ
リンデンフラワーというハーブを知っていますか?
娘が小学3年生になり、特性がふたたび目立ち始めてしまった頃、私はメディカルアロマインストラクターという資格を取るためにメディカルアロマとメディカルハーブの勉強をしていました。
私が取得したものは民間資格なので、仕事に結びつくような資格ではないのですが、普段の生活や当時働いていた職場環境の「癒し」として取り入れるには十分な内容でした。
リンデンフラワーは、その講義を受講している際に、はじめて知ったハーブでした。
「落ち着きのない子におすすめです」
この説明を聞いて、すぐに買いに行きました。
ハーブティーって飲みにくいイメージがあると思うのですが、こちらは最初から娘も抵抗なく飲むことができました。麦茶のように冷蔵庫に置いておいて、普段の水分補給に飲むようになりました。

学校にも水筒で持参
ハーブティーを飲むことが日課になったころ、2学期が始まりました。娘は水筒にはリンデンフラワーとカモミールのブレンドティを入れて通学するようになりました。
カモミールはお腹の不快感を軽減する作用があるハーブです。これも講義のなかで知りました。
当時、娘は学校にいる間に、「気持ち悪い」と訴えることが増えていました。そこで、試しにリンデンフラワーとカモミールをブレンドしてみたのですが、これがリンデンフラワー単独の時以上に飲みやすく、娘もとても気に入ってくれたようでした。
2学期も順調なスタートではありませんでしたが、
「学校で落ち着かなくなったり、気持ち悪くなったりした時に飲むと、落ち着くお茶だよ」
と話すと、安心して登校できるようでした。
気になるお値段は
当時、リンデンフラワーは7gで約500円。私が飲んでいたローズヒップは100gで約1000円だったので、リンデンフラワーは比較的高価なものでした。
娘の場合は、カモミールをブレンドしていたので飲みやすくなり、コストも抑えられたので、キクアレルギー(カモミール)がなければ、この飲み方も良いかもしれません。
当時は、ほかにも数種類のハーブを取り入れ、セリアの瓶に入れて保管していました。並べてあるだけで気分が上がり、ハーブを続ける楽しみにもなっていました。今も種類は減りましたが同じ保管方法を続けています。

写真はローズヒップです。
睡眠の質を上げるアプローチ
夏休み中には、睡眠の質を上げるためのアプローチもしました。
発達障害グレーゾーンの娘は、低学年の頃から睡眠トラブルがよく起きました。今は以前のような激しい睡眠障害はなくなりましたが、寝つきが悪い、途中で目が覚める、朝早くに目覚めてしまう、ということはたびたびあって、昼間に眠くなってしまうこともしばしば。
3年生になって増えてしまった学校での問題行動も、本人から話を聞いてみると「疲れている」「眠くなる」「どうしても止められない」が引き金になっていることが多かったので、娘の睡眠の質をよくしてあげたいと思いました。
なかでも、とくに力を入れたのが入眠サポートでした。
小学生なのに激しい夜泣き…夜驚症が起きていた頃のことはこちらの記事にくわしく書いています。
お母さんの手は最強かもしれない
メディカルアロマインストラクターの講義のなかで、ハンドトリートメントを学ぶことができたのですが、これが入眠にものすごく効果的でした。
ココナッツやホホバなどのマッサージオイルを使いながら、5分ほどハンドトリートメントをすると、なかなか寝つけなかった娘が、スッと眠ることがありました。
看護でも、タッチング(触れる)という技術があって、触れることで安心感を与えたり、痛みや不安を軽減させたり、患者様との関係性が良くなったり、いろんな効果が期待されると言われているのですが。
子どもにとって、お母さんの手は最強かもしれない。そう思いました。
そのうち娘が私に、見よう見まねでハンドトリートメントをしてくれるようになりました。娘は講義を受けたわけではないので、ただモミモミしてるだけでした。でも、それだけでもなかなか気持ちが良いものでした。そして、不思議と眠くなる…
完璧なものでなくて良いんでしょうね。心地よさと安心感。これが大事なんだと思いました。
ハーブティーもハンドトリートメントも「治療」ではありません
ここでご紹介したハーブティーやハンドトリートメントは、医療の代わりになるものではありません。
わが家では、療育センターで相談を続けながら、「家でできること」として取り入れていました。
効果の感じ方には個人差がありますが、娘にとっては「安心できる時間」が増えたことが、一番大きかったように思います。
効果はあった?
1学期の頃と比べると、2学期がはじまってすぐは、まだ立ち歩きや不安定さが目立っていました。それでも、ハーブティーや入眠サポートを続けるうちに、少しずつ落ち着いて過ごせる時間が増えていきました。
ただ、順調だったのもつかの間で、2学期の途中でまた登校しぶりがはじまってしまいました。それでも根気強く続けているうちに、2学期の終わりには落ち着いて過ごせるようになっていました。
これはハーブティーの効能だけが理由なのではなく、本人の気持ちの問題が大きかったのだと思っています。安心できることがなによりも効果を発揮する、そう感じています。
きっと、方法は何でも良かったのだと思います。娘は、ハーブとの相性が少し良かったのだと思いますが、他の方法で気持ちが落ち着く子もたくさんいるでしょう。
娘の方法が少しでもヒントになったら嬉しく思います。
薬という選択肢を否定するつもりはありません。それでも、「薬の前に、まだ試せることがある」。そう考えたことで、私自身の心は少し軽くなりました。同じように悩んでいるお母さんにも、この記事がそんなきっかけになれたら嬉しいです。
この記事のまとめ
- 「薬は飲ませたくない」から、家でできることを探した
- 落ち着きのない子にオススメと言われるリンデンフラワーのハーブティーを、水筒に入れて通学した
- 「落ち着くお茶だよ」と伝えてあることで、娘の安心が少し大きくなった
- 学校での問題行動は「疲れ」「眠さ」が引き金のことも多く、入眠サポートに力を入れた
- ハンドトリートメントで娘はスッと眠れることがあった。子どもにとって、お母さんの手は最強かもしれない


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