「早くして」が効かない子に|発達障害グレーゾーンの20時ルール

発達凸凹娘・小学校時代


発達障害グレーゾーンの子どもの生活リズムを整えるのに悩んでいませんか。発達障害グレーゾーンの子どもは、時間で動くことがとても苦手です。「早くして!」と言ったところで急げるわけもなく、かえって不機嫌になって状況をこじらせてしまう…そんな経験はありませんか。

娘は発達障害グレーゾーン(ADHD+ASD)です。

この記事では、時間管理が苦手な発達障害グレーゾーンの娘に試してきた工夫と、小学校中学年の頃にうまくいっていた「20時ルール」について書いていきたいと思います。

小学校低学年の時に機能してた帰宅後ルーティンはこちら

時間で動けない娘にあの手この手を試してきた

集中させたい時はなるべく刺激になるものを周りからなくし、環境を整えるようにしていましたが、それでうまくいく時もあれば、うまくいかない時もありました。
一度うまくいった方法も、しばらくすると効かなくなってしまうことも多く、そのたびに、この子はどうしたら時間で動けるのだろうと、知恵比べのように考えながらあの手この手を試してきました。

20時ルール

小学校の3年生の頃に機能していたのが「20時までにすべてを終わらせる」というルールでした。
習い事がある日はできなかったのですが、その他の曜日は、20時には「歯磨き・お風呂・明日の準備はすべて終わっている状態」を目標にしました。

夜をゆったり過ごせるのはもちろんですが、一番のメリットは朝でした。20時ルールを実践してから、目覚めが比較的スムーズになり、朝に少しゆとりが生まれるようになりました。
朝のスタートがうまくいくと、大人も1日がなんとなくうまく回る気がしませんか。逆に朝つまずくと、1日うまくいかないということもありますよね。

この方法を実践した時は、娘が小学3年生でした。登校班で登校することを嫌がるようになり、それが原因で登校を渋ることが増えた時期でした。朝のグズグズに毎日悩んでいましたが、登校班については対策をし、朝の目覚めがスムーズになったことで、学校を休まずに通い続けることができました。

登校班を抜ける方法と、登校班を抜けた後の娘の変化はこちら

20時ルールを機能させるための工夫

このルールを機能させるために、私自身が18時からお風呂に入るようにしました。そして、子どもたちがお風呂から出てくる頃には夕飯を並べておきました。

そして、「20時になったらゲームできるから、その前に全部寝る準備終わらせようね」と言いました。この頃は、ゲームがやりたい時期だったので、ゲームにしていましたが、今夢中になっているものならなんでも良いと思います。

娘の場合、私がまず動くことでうまくいくことが多かったです。私がダラダラしていると、娘もダラダラするので…。できるかぎり、自分のコンディションも良好に保つように意識していました。

睡眠を整えることで変わること

睡眠が整うと、子どもの特性が落ち着きやすくなります。夜驚症に悩んでいた時期もありましたが、生活リズムを整えることが改善につながった部分もありました。

夜驚症についてはこちら

登校しぶりが出やすい時期も、睡眠が整っていると朝の準備がスムーズになり、学校に行きやすくなることがありました。

登校しぶりへの対応についてはこちら

宿題やドリルも、夜の時間に余裕があることでスムーズに取り組めるようになっていきました。

朝の過ごし方

朝起きてから、登校する時間までの時間配分を考えさせるようにしたのもこの時期でした。

・何時にご飯を食べ終わればいいか

・何時に着替えが終わればよいか

・何時に顔を洗って、歯磨きをすればいいか

・何時に起きればいいか

遡りながら考えると、起きる時間が意識できるようになっていきました。学校の準備は帰宅後すぐにするようにしていましたが、朝になって入れ忘れているものに気づくこともよくあり、結局バタバタになる、こともありましたが、何もなければ、登校すべき時間に家を出られるようになっていきました。

今悩んでいる方へ

ひとつが噛み合うと、他のことまでどんどん良くなっていくのが発達障害グレーゾーンの子だと感じています。娘も、最初は何もうまくいかず、とにかく大変でした。でも、きっかけがあれば、ビックリするくらいお子さんもお母さんも過ごしやすくなるはずです。

いつまでたってもできるようにならない、と感じることもあると思いますが、娘は娘なりのペースで成長をみせてくれました。自分が頑張らなければ、とお母さんが抱え込んでしまうのも良くないので、自分の時間も作りながら、休みながら、好循環を作っていってもらえたらと思います。少しでも参考になれば嬉しいです。

時間の切り替えに効果があったタイマーの使い方についてはこちらの記事にくわしく書いています。

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