夜驚症は母親のせい?愛情不足?|発達障害グレーゾーンの娘の夜泣きが1週間で落ち着いた我が家の対応

1・2年生(低学年)

「子どもが突然泣き叫ぶ」「声をかけても反応がない」そんな夜泣きに悩んでいませんか。「母親のせい」「愛情不足」という言葉を見て、不安になっている方もいるかもしれません。

私の娘(発達障害グレーゾーン)も、小学校入学後に突然、夜中に泣き叫ぶようになりました。気になって調べてみると【夜驚症】というものに特徴がとてもよく似ていました。この記事では、実際の体験をもとに、夜驚症のような夜泣きの特徴と、我が家で効果があった対応をお伝えします。


娘は発達障害グレーゾーン(ADHD+ASD)です。小学校入学後に学校や学童で気になる行動が増え始め、発達障害の傾向があると指摘をされました。この夜泣きはちょうど同じ頃に突然始まりました。

夜驚症のような夜泣きの特徴

眠りはじめて2時間くらい経った、おそらく0時頃だったと思います。

前触れもなくドッカーン‼︎と

「ママー!!」

「やだー!!」

「どうしてー!!」

と大声で叫ぶ娘の声が聞こえてきました。それはそれはけたたましい声。

びっくりして飛び起き、何事か⁉︎と思って娘を見ると、涙を流しながら足をバタバタさせていました。 「どうしたの?ママはここにいるよ。」と声をかけても娘には聞こえておらず、私の姿も見えていないようでした。落ち着かせようと体に触れるのですが、強い力で払いのけようとし、動きはさらに激しく、大声がおさまることはありませんでした。

ただただつらそうに泣き叫ぶ娘。もう理由がわからず、心配と同時に恐怖を感じました。

翌朝、どうして泣いたのかを娘に聞いたのですが、本人はまるっきり覚えていませんでした。


それ以来この夜泣きは毎晩のように続くようになりました。5分くらいでおさまることもあって時間的にはたいして長くはないのですが、基本的にビビリな私は突然の大きい声に心臓が止まるんじゃないか、と毎晩ビクビクするようになりました。

寝不足になりながら、いろいろ調べていくなかで、夜驚症という睡眠障害にたどりつきました。特徴を見ると、娘の夜泣きに当てはまるものばかり。いったいいつまで続くのか途方に暮れました。


夜驚症の原因と発達障害との関係

夜驚症は発達障害の子どもに合併しやすいそうですね。

原因は、脳の未発達やストレス、興奮、不安など。脳の成長とともに症状は落ち着き、自然におさまるものだということで、受診はしませんでしたが、ほぼ間違いなく夜驚症だったと思います。

発症したのは、ちょうど発達障害の特性が目立ち始めた頃と重なっていたのでタイミング的にもぴったりでした。昼間は暴力がとめられず、夜は泣き叫び、どれだけのストレスや不安が娘を襲っていたのかと思うと本当に苦しくなるばかりでした。


母親のせい?愛情不足?という言葉を見て

調べていく中で、「母親のせい」「愛情不足」という言葉も目に入ってきました。でも、夜泣きについては、自分のせいだとは思いませんでした。始まった時期を考えても、娘の発達の特性からきているのだろう、と思えたからです。

ただ、娘が発達障害グレーゾーンだということについては、自分のせいかもしれない、と思ったことがあります。お腹の中にいたときの私の管理が悪かったのではないか。そのことには、だいぶ悩みました。

でも、考えても仕方ない、と思うようになりました。それよりも、娘が自分の力で生きていけるように、私に何ができるかを考えることのほうが大事だと思ったからです。

一緒にいてイライラしてしまうこともあります。でも、娘には私にはない良さがあることに気づいて、そこを伸ばしてあげたいと思うようになりました。今では、自分との違いを面白がれるようになってきました。

夜驚症は本当に不安になります。もし今、自分を責めている方がいたら、責めるよりも、今できる対応を試してみてください。娘の夜泣きも、そのあと落ち着いていきました。

夜泣きをする娘に対して私がどうしたか、ですが、

【安心させてあげること】、が最強の対応だったと思っています。

以前、暴力行為を2週間で激減させた対応について書いたのですが、同じように困っている方はこちらの記事も参考になります。

娘の暴力行為を2週間で落ち着かせた対応こちら、

夜泣き(夜驚症)についても安心させてあげることを心がけたら、1週間でピタッと落ち着くことができました。まったくなくなったわけではなくて、その後も何回かありました。でも、娘と向き合ってるうちに夜泣きが起こる日が予測できるようにもなっていきました。心づもりができると私自身も突然の大きな大きな泣き声に動揺しなくなりました。


我が家で効果があった対処方法

①寝る前にゆっくり話す時間を作る

②気持ちを否定せず受け止める

③スキンシップで安心させる

④ストレスが強い日は意識して関わる時間を増やす。

寝る前に落ち着いて娘と話す時間を作るようにしました。娘は気持ちを言葉にして伝えるのが苦手なのですが、その時間だとゆっくりと話すことができるようでした。その日にあった出来事を聞くと、良いことも悪いこともいろいろ話してくれました。私は否定はせずにすべて肯定的に受け止め、安心できるように声かけやスキンシップを取りました。

そんな対応を続けて1週間後、夜泣きで起こされることなく、朝を迎えることができました。


一度、夜泣きがおさまると、毎日夜泣きが起きることはなくなりました。ただ、お友だちとうまくいかなかった、嫌な思いをした、先生に叱られてしまった、など大きなストレスを感じた日は、夜泣きが起こりました。学校から帰ってきた様子で、今日は来そうだな、とわかるようになっていったので、そんな日は話す時間を長く取るようにしました。それでも夜泣きが来ることはありましたが、予測ができていたので落ち着いて対応することができました。

夜泣きは心の状態のバロメータでした。完全に夜泣きがなくなったのは小学校4年生になった頃。成長とともに症状は落ち着き、自然となくなりました。


娘の対応をしたのは7年前でした。今だから思うことを最後に書きたいと思います。

夜驚症かな?と思った時にやったらいいと思うこと

・睡眠時間をしっかり確保する

・日中のストレスを減らす

・寝る前の刺激を減らす

・症状が強い場合は小児科や専門機関に相談する。

受診を検討する際には、夜泣きの様子を動画で撮っておくと良いそうですよ。不安が強い場合は、早めに専門機関に相談してくださいね。今悩んでいる方もきっと大丈夫です。

この記事のまとめ

  • 小学校入学後、娘は夜中に突然泣き叫ぶようになった。声をかけても届かず、翌朝、本人はまるっきり覚えていなかった
  • 調べていくうちに夜驚症にたどりつき、発症した時期は発達障害の特性が目立ち始めた頃とぴったり重なっていた
  • 「母親のせい」「愛情不足」という言葉も目にしたが、夜泣きは娘の特性からきているのだろうと考えた
  • 発達障害グレーゾーンであることは、お腹の中にいたときの自分のせいかと悩んだこともあった。でも今は、娘が自分の力で生きていけるように何ができるかを考えている
  • 効果があったのは、寝る前にゆっくり話す時間を作り、気持ちを否定せずに受け止めて安心させてあげること。1週間でピタッと落ち着いた
  • 完全になくなったわけではなく、嫌なことがあった日には起こった。でも予測できるようになり、私自身が動揺しなくなった
  • 夜泣きは娘の心のバロメーターだった。完全になくなったのは小学4年生の頃で、成長とともに自然におさまった

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