髪の毛をとかすのを嫌がるお子さんに困っていませんか。発達障害の傾向のあるお子さんには、もしかしたら多いのかもしれません。うちの発達障害グレーゾーン(ADHD+ASD)の娘も髪の毛をとかすのが大嫌いで、毎朝大変でした。
髪の毛は短くできなかった
どんなにそーっとやさしーくとかしても「いたーい!やだー!」と大騒ぎするんですよね。こちらとしては、「そんなに痛くないでしょ?」と思ってしまうのですが、娘にとっては本当に痛くて仕方なかったのだと思います。
毎日のことなので、いっそのこと髪を短くしたほうがいいのでは、と思い、切ったこともあったのですが、太くて広がりやすい娘の髪の毛…短くしてしまうとかえってまとまらずに大変なことになってしまい…
本人も長いほうが好きだというのでロングで結ぶのがベストだとわかりました。
感覚過敏?痛がる理由
発達障害の傾向のあるグレーゾーンの子は、発達に凸凹があります。娘は当時小学2年生でした。
まわりには、すでに女子に目覚めている女の子もたくさん見かけましたが、娘は性格的なものなのか、発達が遅い部分だったからか、まだまだ幼さがあり、自分の身だしなみに無頓着でした。
髪の毛を綺麗にしておくとか、可愛い服を着ておしとやかにするとか、そういった感覚があれば、そんなに髪の毛が絡むことはなかったかもしれません。でも、ただでさえ髪が多くて大変なのに、本人に整える意識がないからいつもボサボサ。自分でといたほうが痛みも少ないと思うのですが、やる気がないという状態でした。
のちに感覚過敏という言葉を知りました。シャンプーなどは普通にできていたので、感覚過敏というほどではないかもしれませんが、娘にも頭皮の感覚過敏が少しあったのだと思います。
七五三でのヘアセット
七五三は7歳になる年にやるものだと思いこんでいたので、小学1年生の秋に七五三をやりました。着物を来ての写真撮影とお参りの当日の2回。七五三のヘアセットは、ふだん髪の毛を結ぶよりずっときちんと結ばなければならなかったので、着物が窮屈なこと以上に大変な思いをさせてしまいました。
その時も髪の毛をとくと痛がることを知っていましたが、ちょっと大げさなだけだと思っていました。当時に感覚過敏だとわかっていたら、もう少し方法を考えてあげられたと思うので可哀想なことをしたと今でも思い出します。
七五三は小学2年生でやるお家も多いそうですね。少しでも大きくなった時にやったほうが本人も楽だと思うので、今やるなら絶対に2年生になってから、を考えたいです。
克服に向けて
痛みを強く感じてしまうのはつらいと思います。自分で意識して髪の毛のケアができるようになれば、かなり楽になるはず。娘なりに上手に付き合って行ける日が来るのを見守ることにしました。
小学校3年生の時だったと思います。ロングヘアの某アイドルを見て、〇〇ちゃんみたいにする!と言っいだしました。自分でやってみたら?と言っても一切やらなかった娘が、鏡を見ながら自分の髪の毛を整えていました。まるで別人。憧れの力は強いですね。
ただ、とかすことはできるようになりましたが、手先の不器用さがあるので(これも特性)、髪を結ぶことはなかなかできず、小学校の高学年になるまでは私がやっていました。
高学年になると、髪をなんとか結べるようになりました。
中学生になると、髪の毛を丁寧に洗えるようになり、きちんと乾かすことができるようになりました。
寝る前の髪の毛のケアが一通りできるようになったので、朝、髪の毛が絡むことも減り、今では「痛い」という言葉はでなくなりました。長い髪の毛をなんどもとかし、結んだり、ほどいたり。前髪を切ってみたり。身だしなみにまったく興味がないので心配しましたが、少しずつ意識できるようになりました。
感覚が過敏の子がいることを私は知りませんでした。そのせいでつらい思いをさせたこともあったと思います。もし、大げさなくらいに痛がったり、嫌がったり、する時は、人より強く感じてしまっているのかもしれません。
娘の場合は、無理に克服させようとするより、本人の興味や成長のタイミングを待つことで、少しずつ克服できたように思います。憧れの力を借りながら、娘なりのペースで少しずつ前に進んでいます。
成長とともに変わる特性と中学生の今についてはこちらの記事にくわしく書いています。
発達障害グレーゾーンの娘の将来が不安だった私が今思うことについてはこちらの記事にくわしく書いています。


コメント