子どもの学校公開にいくのが怖いと感じたことはありませんか。私の娘は発達障害グレーゾーン(ADHD+ASD)です。小学校に入学してまもなく、指摘を受け、小学校1年生の2学期から特別支援教室を利用するようになりました。
いろいろな方のサポートを受け、学校にも慣れてくるとともに、少しずつ問題行動は減っていったのですが、私は学校公開にいくのがいつもハラハラドキドキでした。
学校公開では娘に見つからないようにしていた
小学校1年生は、まだ保育園の感じが抜けきらない子もいるのかもしれませんが、親のところに勝手に歩いてきてしまう子はさすがになかなかいません。
でも娘は、保育参観のように私の姿を見ると、こちらに来てしまう子でした。
じっと座っていることが苦手なので、時々立ち歩いてしまう…とは聞いていました。だから、娘にとってはいつものただの立ち歩きだったのかもしれませんが、やはり目立ちました。私のところに来てすぐに戻るならまだ良いのですが、最初の学校公開では、「帰りたい」と言われて、席に戻れず…。そのままその授業は廊下で過ごすしかありませんでした。
学校での様子を見に来たのに、これではなんの意味もないどころか、授業の妨げになっている…。2回目の学校公開からは、娘に見つからないように廊下からそーっと見るようになりました。
笑わない娘の暴力に耐え続けた日のことはこちらの記事にくわしく書いています。
学校公開をドキドキしながら見た理由
自分の席で授業を受けるのは当たり前なのですが、それを見るのがドキドキでした。困り事ができた時に、大声を出したり、教室を飛び出したり、物を投げたりするのではないか、と思っていたからです。
困りごとが起きませんように。と願いながらいつも見守っていたので、授業の内容なんて全然入ってきませんでした。
私が見ていた場所
娘の席は一番前だったので、見つからないようにするため、私の定位置はいつも後ろのドア付近の廊下でした。学校公開でいつもと違うことは感じているのか、立ち歩きはしませんでしたが、ずっとキョロキョロしていて、不意に後ろを向いたりするので、ちょっと見て、隠れる、ちょっと見て、隠れる、という感じで見ていました。今思うと、周りから見たら私のほうが変な動きをしていたと思います…。
娘が落ち着くことができた教室での意外な席についてはこちらの記事にくわしく書いています。
成長を感じたこと
小学校1年生の最後の学校公開は、昔遊びの時間だったのですが、その時間は教室内で自由に動くことができました。娘は席にじっと座っているのが苦手だったので、こういう自由度の高い授業は目立つことがほとんどありません。この日はじめて、学校公開を落ち着いてみることができたように思います。
娘はけん玉をやっていました。うまくいかなかったのか、途中から教室の端っこに行って1人で泣き始めました。どうするかといつものように見つからないように様子を見ていたところ、自分でなんとか泣き止むことができました。
先生から聞いていた、それまでの様子だったら、うまくいかなかった時点で、けん玉を投げていたはず。そして、大声を出していたはず。でも、その日は、自分の力で乗り越えようとしていました。
こんなささやかなことだけど、成長を感じることができました。
特性が激しくなってしまった時に娘を落ち着かせた対処法についてはこちらの記事にくわしく書いています。
その後の学校公開
私は、小学校1年生の時以来、ずっと学校公開は見つからないように隠れて見ていました。でも、学校公開のあとには「国語の時間に行ったよ」と、見ていたことは伝えていたので、毎回来ていることを娘は知っていました。
高学年になったときだったと思います。
「何時間目に来る?」と聞かれたので、「まだ決めてない」といつものように答えました。
「教えて」と言われたので「教えたら気になってこっちに来ちゃうでしょ」と言ったら
「さすがにもう行かないよ」と怒られてしまいました。
私の中ではずっと娘は小さいときのまま。成長を感じながらも、成長を信じてあげられていない部分もあったのだな、と思いました。
「大声を出すかも」
「教室を飛び出すかも」
「ものを投げるかも」
そして、
「私のところに来てしまって席に戻れないかも」
全部私の思い込み、心配のしすぎだったのかもしれません。娘が場にそぐわない行動をして、私が恥ずかしい思いをするのではないか、そんな心配もあったように思います。
でも、ちゃんと娘は成長していました。私の時間だけが止まっていたのですね。
私と同じように学校公開にいくのが不安、なんだか怖い、と思っている方もいるかと思いますが、それは今だけかもしれません。
成長を信じて見守ってあげてほしいと思います。
発達障害グレーゾーンの子の将来に不安を感じていた私が今思うこと、はこちらの記事にくわしく書いています。


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