子供が家でゴロゴロ|発達障害グレーゾーンの娘の活動量を増やすためにやったこと

3・4年生(中学年)

娘は、小学校入学後に発達障害グレーゾーン(ADHD+ASD)だとわかりました。

療育を受けるなかで、成長の土台づくりには「運動」が大切だと知り、娘にもなるべく体を動かす機会を作るようにしていきました。1日の運動量の目安は、【13000歩】。くわしくはこちらの記事に書いています。

この記事では、「発達凸凹娘と運動」のこと、そして、特性が増えてしまった小学3年生の夏休み、「毎日ゴロゴロしていた娘の活動量を増やすためにやったこと」を書いていきたいと思います。

小学3年生の夏、決心した立て直し

小学3年生の夏休みは、休みに入ってすぐに娘の学校の面談がありました。担任の先生との個人面談だと思って行ったら、なんと4者面談(汗)

1学期中は学校から連絡が来ることがなかったので、学校で穏やかに過ごせていると思っていましたが、実際はその逆だったことをその時知りました。

娘は、3年生になってから再び特性が増えてしまっていることを聞きました。低学年の頃のようにお友だちに手や足が出てしまうとか、大声や奇声を出してしまうとか(当時のことはこちら)、そういう類の特性ではなくて、その当時は、自分自身が静かに困ってしまっている、そんな困りごとが増えていました。

特性の出方が変わってきていたこと、集団の中での娘の様子は、学校から聞かないと本当にわかりません。家では普通に過ごしていたので、まったく気づいてあげることができていませんでした。

「もっと早く教えてもらいたかった…」と心のなかで思いながら、夏休み中に立て直しを図る決心をした、そんな面談になりました。(この面談で実際に何があったかは、こちらの記事にくわしく書いています)


面談での話を踏まえて、家の様子を観察していると、小学3年生の頃の娘は、多動ではあるので貧乏ゆすりのような小さな動きはずっとしていたのですが、大きな動きが減っていることに気が付きました。外に行って走りまわる遊びより、パソコンやゲームを好むようになっていました。

小学2年生の頃より、体を動かす時間が減っている。ダラダラ、ゴロゴロしてることが多い。

それまでも週末や長期休みは、13000歩/日を目標になるべく体を動かす機会を作ろうとしてはいましたが、この夏は、より意識してそれを徹底してみることにしました。

歯車が狂うと崩れ始める娘

娘は、一度、歯車が狂うと、ガタガタと崩れ始めて、特性が増えてしまう傾向がありました。学校では、立て直すきっかけがないまま、夏休みまできてしまったのだと思います。

家でも相手ができなくて放置していると、すべてに投げやりになったり、ダラダラし続けたりすることが多くありました。

ダラダラして怠惰になっていくと、ますます動こうとしなくなります。こういう娘を相手にしていると、こっちもイライラしてしまうし、母親のイライラは伝染して、家族みんながイライラすることに。本当に良いことがありません。

でも、娘は反対に、いったん良い方向に動き始めると、コロコロコロコロと、今度はどんどん良い方向へ転がっていくのです。

それまでのダラダラが嘘だったかのように、いろいろなことがうまく回り始める。そんな娘の性質を、これまでの子育ての中で何度も感じてきました。

そのためにやったこと

まず娘を動かすことにしました。怠惰にはなったとしても、もともと動きたくてしかたないADHD気質の娘なので、本人が興味のあることにうまくつなげていければ、動き出させることができました。

だれしも、最初の一歩はたくさんのエネルギーが必要だけど、動き出してしまうと、不思議なものでどんどん動けるようになるものです。

「娘が動く」=「私も動く」、なので「外で体を動かせること」という条件は、なかなか大人にとってもハードなのですが、当時中学1年生だったお兄ちゃんも一緒にやりたいことリストを出し合って、動き回る計画をたてました。

外に連れ出すのに成功した場所

自転車でのお出かけ

お金がかからず、すぐにできることとしては、自転車でのお出かけもよくしていました。もともとインドア派で移動は車派だった私ですが、思い切って乗ってみると、結構気持ちよくて、大人の運動不足解消にもなりました。

自転車だとお兄ちゃんがついてきてくれることもあったので、少しずつ距離を伸ばして、目的地を考えるのもちょっとした楽しみになっていました。

ゲームセンター

当時、娘が、一番行きたいと言った場所は、クレーンゲームがたくさんあるゲームセンターでした。Youtubeでクレーンゲームの動画を見て、やってみたくなったそうです。

運動、とか言っていたのに、ゲーセンって…って思われたかもしれませんが、まずは、はじめの一歩を踏み出させることが大事なので、本人が行きたい場所に行くのはとても効果的だと思います。

私の中での本当の目的は「運動」なので、ゲームセンターは少し遠くのクレーンゲーム専門のゲームセンターにし、現地までもあえて交通機関を使ったりして、なるべく歩くように計画しました。

予算は、あらかじめ5000円と決めていたので、子どもたちは、何周もぐるぐる回って機種選びをしていました。室内でしたが、広いゲームセンターだったので、何周も歩くとそこそこの歩数になったようでした。

運も良く、大きめのぬいぐるみやお菓子などいろいろ取れて、思っていた以上に楽しむことができました。

旅行は運動を兼ねられるホテルへ

毎年、我が家では夏休みに家族旅行に行っているのですが、この年は、草津温泉にあるホテルヴィレッジというところに行きました。

このホテルの特徴は、敷地内にプールをはじめ、たくさんのアクティビティが体験できる施設がそろっていること。ホテルの宿泊代だけで、1日中遊ぶことができるホテルです。

前の年までは、観光やグルメを楽しむ旅行に行っていましたが、実は娘は観光が大嫌い(笑)しかも、「嫌なものは嫌」、という性格なので、遠慮なく、かったるそうに、していることが多くありました。

でも、ここでは、ずっとなにかをして遊んでいられるので娘はずっとごきげん。そして、とにかくアクティビティがたくさんあるので、ずっと体を動かすことができました。私たちが利用したのはこちら。

  • プール
  • ボーリング
  • アーチェリー
  • 釣り堀
  • 巨大迷路
  • テニス
  • カラオケ
  • アスレチック(お兄ちゃんだけ)

アスレチックは当時小学3年生だった娘には怖すぎたので、できなかったのですが、他のことは全部体験することができました。アーチェリーやボーリングなど娘にとってははじめて経験する遊びもあり、たくさん頭も体も使えたようでした。

大人は観光やグルメも楽しみたい!と思いますが、たまにはちょっとあきらめて、子どもの運動のためにこういったアクティビティホテルに利用してみるのもよいかと思います。

旅行も運動もできて、かかるのはホテルの宿泊代のみ。比較的低価格で、子どもの満足度も高い旅行になりました。

アスレチック

アスレチックが併設されている公園にもいくつか行きました。有料の巨大アスレチックではなく、我が家が行ったのは入場料無料の公園だったので、とてもリーズナブル。

探してみると、車で行ける範囲にいくつか見つけることができたので、時間を見つけては行ってみることにしました。

娘は、体幹が弱く、体の使い方も上手ではないので、アスレチックがとても苦手だったのですが、たとえば、公園に行って帰りに〇〇を食べよう、と好きな食べ物で釣ってみると、行く!となることが多くありました。


無料のアスレチックは、難易度はかなり低め。でも、難しいと感じてしまうとチャレンジする勇気が出ない娘にはちょうどいいレベルでした。

こういったアスレチックが併設している公園は、ハイキングコースのように歩ける場所も多くあったので、アスレチックで勢いがついた娘と一緒に散策をすることもありました。

城巡り

私がお城を見るのが好きなので、娘に一緒に来てもらうこともありました。

もちろん、娘はお城に興味がないのですが、「ママ、1人で行くのさみしいから付き合ってー」と言うと、意外と付いてきてくれました。「人の役に立ちたい」という思いが人一倍強いところがあるからだと思います(笑)

「たよりにされると頑張ってしまう」という感じ、発達障害グレーゾーンの子には結構多いんじゃないかな、と私は感じています。どうでしょうか。

お城も場所によりますが、山登りレベルのところもあるので、結構運動になります。どうせ私も動くなら一緒に楽しめるところがいいので、自分の好きなことに上手に付き合ってもらうのもおすすめです。

夏休みの終わりに見えた変化

動き回ったおかげで、夏休みの終わりには、投げやりな態度はすっかりなくなり、宿題を自分で終わらせ、お手伝いもしてくれ、気づいたことをやっておいてくれる、くらいまで良い方向に進みました。

2学期のスタートは登校しぶりがあったけれど(そのときの様子はこちらの記事にも書いています)、学校での行動は1学期より落ち着いていたそうです。

運動をさせることが、娘の発達の土台になっているのかどうか、正直なところ私にはわかりません。

でも、娘の場合は、動くことで好循環が生まれると、そこからコロコロコロコロと、いろいろなことが良い方向に進んでいくことを、これまでの子育ての中で何度も実感してきました。

特性が増えて、何をしたらいいのかわからなくなったとき。
そんなときは、まずは娘を動かしてみる。

困ったときは、まず動かしてみる。

それが、我が家なりの立て直し方のひとつになっています。

この記事のまとめ

  • 小3の夏休みは、面談で特性が増えたと聞いたことをきっかけに、「娘を動かすこと」を軸に立て直しを図った
  • 動きたくてしかたないADHD気質の娘には、まず動かすことが一番効果的だった
  • 動き回ったおかげで、夏休みの終わりには投げやりな態度がなくなり、良い方向に進んだ
  • ゲームセンター、アクティビティが揃ったホテル、公園のアスレチック、城巡りなど、娘の興味や好きなことに絡めることで、無理なく体を動かす機会を作れた

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