発達障害グレーゾーンの登校しぶり対処法|鍵は親の気持ちの余裕

発達凸凹娘・小学校時代

「学校に行きたくない」「朝になると動けない」そんな登校しぶりに悩んでいませんか。発達障害グレーゾーン(ADHD+ASD)の娘も、小学1年生の冬頃から登校しぶりが見られるようになりました。

この記事では、

登校しぶりが起きやすい時期

実際にとっていた対応(4つの選択肢)

改善につながったきっかけ

を体験ベースでお伝えします。


登校しぶりが起きやすかった日(時期)

娘の登校しぶりは、起きやすい日(時期)がありました。

・長期休み明けの週のはじめ

・何かうまくいかないことがあった翌日

・気持ちが不安定になる出来事があったとき

です。娘の場合、単に「めんどくさい」「休みたい」というのではなく、「どうしても行くことができない心の状態」になっていることがほとんどでした。最初はそれを理解することができなかったので、単なるズル休みをしたいだけ、だと思い、「なんで行かないの?」という気持ちも出てきました。朝の一番忙しい時間に突然「学校休む」と言われるとイライラしてしまうこともありました。

でも、登校しぶりの対応をしているうちに娘がどういう時に「学校に行きたくない」というのかがわかるようになってきました。娘は発達障害グレーゾーンです。周りからの情報や刺激を強く受けやすいので、とにかく疲れやすい傾向があります。

長期休み明けの週はじめや、何かがうまく行かないことがあった翌日、そして、気持ちが不安定になる出来事があったときは、心が疲れ果ててしまっているんだと気が付きました。みんなと同じ日数を学校で過ごすには、エネルギーを使いすぎてしまうのかもしれない。それなら、たまには休んで充電する時間を持つほうが、むしろ自然なことのようにも感じられてきました。

その気付きがあってから、私の向き合い方が変わりました。本人が苦しくなるくらいなら無理して学校に行かなくてもいい、と思うようになりました。必要なときはリフレッシュ休暇もとるようになりました。


登校しぶりの対応4つの選択肢

娘の登校しぶりに対して、私が考えた選択肢は大きく4つです。

①登校班で登校する

②登校班とは別で、私が同伴して登校する

③遅刻して登校する(何時間目からなら行けそうかも相談)

④学校を休んで翌日に備える(リフレッシュ休暇をとってエネルギー充電日にする)

登校しぶりが起きた時にはどれにするかを娘と相談し、その日の娘の状態に合わせて一緒に選ぶようにしました。「学校に行きたくない」と言われて、学校に行くか、休むかの二択で選ぶより、学校に行ける日は増えていたと思います。たとえば、「ママと一緒なら学校に行けそう」とか「3時間目からなら行けそう」など。気持ちにゆとりを持たせてあげることで、学校に行く気持ちを支えることができていたように思います。

休むという選択をした時も、それを尊重しました。でも、ただ休むのではなく、しっかり休ませることを意識しました。気持ちを元気にして次の日に繋げられるように、翌日に備えるという意識を大切にしました。


登校しぶりに向き合うために親が意識したこと

とはいえ、急に朝になって「学校を休みたい」と言われるのは大変でした。熱があるわけでもお腹が痛いわけでもないので、「元気なら学校に行ってくれたらいいのに」と何度も思いました。一番、焦らされたのは仕事でした。職場に休む連絡をしたほうがいいのか、を考えるのが毎回のストレスでした。登校しぶりの小学生は、体調的には元気ですが、1人で家に置いて仕事に行くわけにもいきません。

そこでまず、少しでも自分の気持ちに余裕を持って対応できるようにしようと考えました。

登校しぶりが起きやすい長期休み明けの週はじめは、あらかじめ、有休を数日取るようにしました。たとえば、「学校を休みたい」と言われた日が仕事であっても、翌日有休を取っていれば、「今日頑張ってみて、疲れちゃったら明日休もう」と言うと登校できることがありました。

何かうまくいかないことがあった翌日や気持ちが不安定になる出来事があったときは、予測ができないので、あらかじめ有休を取ることはできませんでしたが、前日の様子で次の日をもう休んでしまおう、と相談して決めることもありました。

当日の朝のギリギリの時間に落ち着いて話し合うことは難しいと思います。登校しぶりの対応には親も気持ちに余裕があるかどうかがとても大切。「学校に行きたくない」をどういう気持ちで言っているのか。一時的な気分なのか、本当にしんどい状態なのか。それを見極めてあげたい。行きたくない理由を一緒に考えてあげたい。きちんと向き合うためには自分がゆとりを持って対応する状況を作っていくことが大切だと思いました。


登校しぶりが改善したきっかけ

子どもの言うとおりに休ませてたら、休みグセがつくのではないか、という心配をされている方も多いと思います。私もそうでした。しかし、娘の登校しぶりは、小学校の間に、完全になくなることはありませんでしたが、休みグセがついて学校に行けなくなるということはありませんでした

1日休んで復活できることもあれば、数週間行けなくなることもありました。でも、行けない理由を一緒に考え、必要であれば環境を変えてあげることで、子ども自体が変わることがあります。集団登校がつらかったときは、登校班を抜けることで学校に行けるようになったこともありました。

集団登校を抜けた理由と娘の変化についてはこちら

「行きたくない」という言葉の裏にある理由を一緒に考えてあげてください。そして、お母さんも気持ちに余裕を持って対応できるように自分自身にも優しくしてあげてください。同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。

登校班での困りごとや集団行動の苦手さについてはこちらの記事にくわしく書いています。

新学期が近づくと特性が激しくなった体験についてはこちらの記事にくわしく書いています。

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