娘は発達障害グレーゾーン(ADHD+ASD)です。小学校に入学してまもなく指摘を受けました。
すぐに支援を受けるようになったので、成長とともに多動性や衝動性は落ち着いてきました。でも、教科書やプリントの管理は、中学生になった今も苦労し続けているようです。
この記事では、小学生の時に実践していた教科書やプリントの管理について書いていきたいと思います。
娘が利用した支援についてはこちらの記事にくわしく書いています。
教科書やプリントの管理が難しくなった時期
娘にとっての「9歳の壁」
中学年は9歳の壁という言葉もあるように、勉強で壁にぶつかる子が多い時期と言われています。娘も勉強にまったく問題なかったわけではありませんでした。
娘はIQ的には平均値でした。でも、
- 不注意があるから、聞き漏らしが多い
- 文章や指示されたことの理解が苦手だから、勘違いも多い
- 板書が苦手なので、ノートを書いていると授業がわからなくなる
- 準備が異常に遅いので、みんなのペースについていけない
などが見られました。
理解力はあったので、一対一でわかりやすく説明すると問題なく理解はできました。だから、常にちゃんとわかっているかの確認は必要でしたが、勉強にはまだなんとかついていくことができていました。
でも、娘にとってそれ以上に大きな壁になったのが、プリントや教科書の管理でした。
低学年の頃から、娘はプリントの管理が苦手でした。国語と算数だけしかない低学年の時でも、油断するとランドセルの底にくしゃくしゃのプリントがたまってしまう状態…。それが中学年になって教科が増えると、なくす、というか、見つからない、というか…
必要なものが取り出せないことが増えてしまいました。
教科書やプリント類などはどんどん増えていくので、管理方法を対策する必要がでてきました。
教科ごとに袋わけ
そこで、少しでも学校で困らないように、教科ごとに袋分けをすることにしました。
社会は社会、理科は理科、とにかく汚くてもなんでも良いから、教科ごとの袋に入れる。探し物もその袋のなかさえ探せばよい、という方式にしました。
具体的な方法
私が選んだ袋は、100均に売っているA4サイズのPEVAポーチ(Dカン付)でした。メインの袋とは別にサイドポケットがついていて、さらに色の種類が多かったからです。小学3年生の時点では管理したかった教科が国語・算数・理科・社会だったので、教科ごとに4色、さらに教科以外用に1色の合計5色を購入しました。
袋の色は娘に決めてもらい、サイドポケットには好きなキャラクターのイラストと教科名を書いた紙を入れました。色・絵・文字の3つで区別できるようにしたことで、どの教科のものか確認しやすくなりました。
イラストは手書きの時もあれば、ネットで見つけたお気に入りの画像をプリントアウトすることもありました。紙は気分で簡単に入れ替えることができたので、それも良かったように思います。お気に入りのキャラクターやイラストにすることで、娘のモチベーションも少し上がりました。
教科以外用の袋には、どの教科か分からないものや、分類が難しいものを、とにかく全部入れてもらうようにしました。
やってみてどうだったか
袋にさえ入れないことも多々あったので、すぐに解決したわけではありませんでした。でも、以前に比べたら物が見つけられるようになりました。さらに、ルーティン化することで袋に入れることが徹底できるようになっていきました。
それまでプリント類は、本当にランドセルの奥底にビックリするくらいぐしゃぐしゃになって入ってたのですが、この袋を使用するようになってからはプリントが何かしらの袋に入っていることが増えていきました。
教科以外の袋だけは、その後も毎日確認していましたが、教科ごとの袋はだんだん毎日確認しなくてもよい状態になっていったので、娘だけでなく私も楽になっていきました。
1番良かったのは、授業の準備がスムーズになったことでした。朝セットしていくので、授業がはじまったら、その教科の袋さえ出せば準備ができてしまうからです。教科書、ノート、資料などなどひとつずつ出すより、ずっと楽になったようでした。
袋わけしたデメリット
袋分けしたことで、ひとつだけ困りごとが増えました。それは、袋の分、荷物がかさばるようになったことでした。
小学校では、机の中にお道具箱の上と下を入れて、文房具と教科書を分けて入れていることが多いと思います。娘の学校もそうだったのですが、袋に入れるようになってから、教科書が机の中に入り切らないことがでてきてしまいました。
取り出そうとするたびに引っかかるので、イライラしている時は、ガタガタと大きな音を立ててみたり、箱ごと取り出して床に叩きつけることもあったようです(笑)
そのストレスを減らすために、今度は、娘用に教科書等を入れておけるスペースを作ってもらえるようにお願いすることにしました。
その年の担任の先生によって対応は違いましたが、相談すると何かしらの対策を考えてくれました。具体的には
- 机の横にひとつ余分に袋をかけさせてもらい、そこに入れるようにする
- 娘の机の横にもうひとつ机を置いてくれる
- 後ろの棚にちょっとしたスペースを用意してくれる
などなど、でした。ひとクラスの人数が多い学校でしたが、対応してもらえていたので、同じようなことで悩んでいる方がいましたら、相談してみると良いと思います。
その後、当時を振り返って
私は小さい頃から、プリントは端っこをしっかり合わせてピシッと折るタイプでした。持ち物が折れたり汚れたりするのも嫌だったので、教科書もプリントも自分なりに工夫をしながら管理していました。これはこれで神経質な子どもだったのかもしれませんが。
娘はまったく逆だったので、ランドセルの光景を見るたびに『信じられない』『本当に私の子なのだろうか…』と思っていました。
女の子は男の子よりきちんとしている、とも思っていたのですが、娘を見ていて、そうではないことも知りました(笑)
娘のようなタイプの子は、自分の力だけで管理ができるようにはならないと思いました。
でも、大きくなって困るのは本人。中学生になって、突然提出物をきちんと出すことを求められても到底できないと思うので、気づいた段階から一緒にその子が管理しやすい方法を考えて、慣れておくのがとても大切だと今強く感じています。
中学生になった頃の娘は、学校の成績にまったく興味がなかったので、提出物を出せないこともあまり気にしていないようなところがありました。
でも、最近、突然高校に興味を持ちはじめました。行きたい学校に進むためにようやく提出物を出さなきゃと言う気持ちが芽生えたようです。
こうなってみて、余計に思うことが、小学生のうちから少しずつ工夫を重ねてきて良かったということ。娘なりの管理方法ができていたので、今になって、活きているように感じています。
中学生になった今も、形を変えながら袋わけの管理は続いています。今の管理方法や、中学生になって変わったことについても、また別の記事で書いていきたいと思います。
習い事も娘に合った場所を探し続けました。こちらの記事にくわしく書いています。
この記事のまとめ
- 発達凸凹(ADHD+ASD)の娘は、中学年で教科が増えたことで教科書やプリントの管理がさらに難しくなった
- 対策として、100均のA4ポーチを使い「教科ごとに袋わけ」する方法を導入した
- 色・イラスト・文字の3つで区別できるようにし、教科以外用の袋も用意した
- 袋にさえ入れれば授業準備がスムーズになり、探し物も減っていった
- デメリットは荷物がかさばること。先生に相談して収納スペースを確保してもらった
- 小学生のうちから「その子に合った管理方法」を一緒に考えて慣れておくことが、中学生になってから活きてくる


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