集団行動が苦手な発達障害グレーゾーンの小学生|登校班を抜けた理由とその後の変化

発達凸凹娘・小学校時代

「集団登校に行きたがらない」「毎朝つらそう」そんな悩みはありませんか。発達障害グレーゾーン(ADHD+ASD)の娘も、小学校の集団登校が大きな負担になっていました。この記事では、集団行動が苦手な発達障害グレーゾーンの娘が、集団登校を抜けた経緯とその後の変化について書いていきたいと思います。


集団登校がつらくなった理由

娘は発達障害グレーゾーン(ADHD+ASD)です。小学校は集団登校での通学でした。集団行動が苦手な娘にとって、集団登校は毎朝大きな努力が必要なことのひとつでした。

上のお兄ちゃんが同じ小学校にいた2年間は、なんとか乗り越えることができていました。娘が急に登校できなくなった日も、お兄ちゃんが登校班に伝えてくれていたからです。

でもお兄ちゃんが卒業し、娘が小学3年生になった年から状況が変わりました。フォローしてくれる人がいなくなり、登校しぶりがひどくなっていきました。

集合時間に間に合わないことも多く、朝から「すいません」と謝る毎日。上級生から歩き方が遅いと文句を言われることもあり、登校中に足が痛くなるようになっていきました。登校しぶりが出やすい長期休み明けは特につらそうでした。


動く前に試したこと、そして限界を感じた瞬間

「足が痛い」と娘が言い始めた頃、登校班を抜ける前にまず試したことがありました。集合時間に全員揃わなかったら揃っているメンバーだけで登校してもらうようにお願いしたのです。もともと登校班はそういうルールだったのですが、娘の所属する班は全員待つという独自のしきたりができてしまっていたので、本来の形に戻してもらいました。

でも、結果的に何も変わりませんでした。ルールを変えて1週間後、登校班のお母さんがわざわざ家まで来られました。娘が何時に学校に行っているのか、班長のお母さんにこれからどうするつもりか伝えるべきだ、と言われました。悪気はないのだと思いますが、正直、限界を感じました


集団登校を抜けたいと思ったが、動けなかった理由

「集団登校を抜けたい」と思い始めたのはそんな頃でした。

でも、当時の私の頭の中は「ねばならない」でいっぱいでした。

学校のルールだから、集団登校で行かなければならない。抜けるなら毎日母子登校しなければならない。もし母子登校することになったら働き方を見直さなければならない。登校班のお母さんたちに納得する説明をしなければならない。

そう思い込んでいたので、なかなか動けませんでした。


実際にやったこと

でも実際に動いてみたら、拍子抜けするくらい簡単でした。

やったことは、担任の先生に理由を伝えて決まったことを地区委員さんに伝えるだけ。母子登校も必要なし。娘はひとりで登校できるようになりました。


集団登校を抜けた後の変化

抜けてからの娘の朝は大幅に変わりました。登校しぶりも大幅に減りました。

朝の準備はとてもスムーズになり、集団登校の時間より早く出発するようになりました。教室に着くのはいつも2番目。とても早く登校してくる子がいたのでその子にはどうしても勝てない、と言っていましたが、なんといっても朝から明るい表情をしているのが一番うれしかったです。

やってみてわかったこと

「集団登校で行きたくない」と娘に最初に言われた時、「お願いだから、そんなわがまま言わないで…」と思いました。私自身も登校班のお母さんたちとはいろいろあり、娘の登校しぶりも重なってつらい時期がありました。集団登校がない学校に転校しようかな、と本気で考えた時もありました。

でも、これはわがままではありません。苦手なことを強要されているだけ。もし、ただのわがままだったら、登校班を抜けたところで、ここまで朝の行動は変わらなかったと思います。徹底的な理由がなくても、集団登校自体が苦しくなるくらいに苦手に感じてしまう子もいるのです。集団登校が学校に行くうえでのつまずきになっていた娘には、それだけで十分な理由でした。

集団登校を通して上級生としての意識が身についたり、学年を超えた人との繋がりができたり、と、良いことがあるのは理解しています。でも、娘のような子にはメリットはあまりなく、デメリットが多いものでした。


悩んでいるお母さんへ

苦しくなるくらいなら学校は休んだっていい、だけど行きたくない原因を取り除くことで、学校に行けるようになるのなら、それが一番いいと思います。思い込みを手放したら、娘も私も朝がずっと楽になりました。

集団登校を抜けることは可能なのか、悩む方も多いと思います。私もそうでした。でも、学校によっては柔軟に対応してもらえるケースもあります。もし、今悩んでいるお母さんがいたら、まず担任の先生か、特別支援教室の担当の先生に相談してみてください。お子さんもお母さんも我慢する必要はありません。思っているより簡単に状況が良くなるかもしれませんよ。

登校しぶりの対処法についてはこちらの記事にくわしく書いています。

「早くして」が効かない子への声かけについてはこちらの記事にくわしく書いています。

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