発達障害グレーゾーンの子どもの習い事、グループレッスンで行けなくなってしまったことはありませんか。娘は発達障害グレーゾーン(ADHD+ASD)です。
小学校低学年の頃は、不安が強く、ルールを守ることが難しかったので、当時はなかなか習い事をやらせてあげることができませんでした。でも、娘を理解しようとしてくれる先生と出会い、中学生になった今も続けている習い事がひとつだけできました。それが英会話教室です。
この記事では、順調に通えていた英会話教室に、行けなくなってしまった時期のことを書いていきたいと思います。
習い事を始めた頃の様子
小学2年生の秋、娘は英会話教室に通い始めました。知人から紹介してもらい、特性にも理解を示そうとしてくれる先生と出会えたので、習い事を始める決心がつきました。
しかし、特性は持ち合わせているので、やる気がある日とやる気がない日がありました。
とくに最初の頃は、
疲れたからと欲望のままに横になって寝てしまったり、
先生と雑談するだけで勉強が進まなかったり、
帰りたくなってしまい、気持ちが切り替えられない時は、途中でお迎えの電話がかかってきたこともありました。
そんなこともあろうかと、いつでも迎えに行ける場所で待機をしていたので、私としては通えているだけで良いと思えていましたが、
今思うと、先生がこんな娘を受け入れてくれた懐の深さに驚くばかりです。
そんな気まぐれな通い方でしたが、周りのお友だちと同じようにずっと習い事をしてみたかった娘。
「体操教室と英会話教室」の習い事をしている、と、お友だちとの会話で話せるようになり、とても嬉しそうにしていたのが印象的でした。
体操教室についてはこちらの記事にくわしく書いています。
英会話教室についてはこちらの記事にくわしく書いています。
グループレッスンへの変更
英会話教室に慣れてきて、成長もしてきて、娘は少しずつ、きちんとレッスンを受けられる時間が増えていきました。
そんなおり、先生の方から「新しく同学年の女の子が入ってくるんですけど、ふたりでのレッスンに変更とかは難しいでしょうか?」というお話をいただきました。
小学生から中学生を対象に個人宅でやっている英会話教室でした。他のお子さんたちは基本的には同学年の子たちとのグループレッスン。
娘は特性があることで、マンツーマンの時間を調整して作ってもらっていたのですが、そろそろグループに切り替えても大丈夫じゃないかと、思われたようでした。
私としては心配もありましたが、娘に話すと「やってみたい!」と意外にも前向きな反応が返ってきました。先生にもその旨を伝え、グループレッスンを開始することになりました。
思ってたのと違う
グループレッスンの初日のことでした。言ってみると、同学年の女の子とそのお兄ちゃんが一緒にレッスンを受けたということでした。先生に聞くと、妹さんだけの予定が当日になってお兄ちゃんも一緒にお願いします、となってしまったとのこと。
直前の変更に反応してしまったのは娘でした。
どうやら、娘は「習い事のお友だち」というものにちょっとした憧れを持っていたようでした。マンツーマンのレッスンだと、習い事のお友だちが作れないのがデメリットかもしれません。この時にはじめて気が付きました。
そんな時に、もう1人、女の子が入ってくる、1対1なら仲良くなれるかもしれない、
娘は少しばかりの期待をしていたのだと思います。
でも、行ってみたら、相手はお兄ちゃんとふたり、自分はひとり。そして、娘は話しかけることが苦手なので、話しかけてくれる子が良かったようでしたが。相手もおとなしい子だったので、まったく話をしなかったそうです。
そして、当たり前ですが、レッスン自体も自分のペースではできなくなりました。
「思ってたのと違う」
娘はふさぎ込むようになり、習い事に行くのが難しくなっていきました。1回1時間の月4回のレッスンでしたが、娘が参加できるのは、そのうちの30分程度になってしまいました。
続けるのが難しい
この状況では、英会話を続けていくのは難しいと思いました。「もう行きたくない」と言っているのを無理やり行かせることはしたくないし、習い事自体、どうしても続けなきゃいけないものではありません。
もともと、レッスン枠が限られているなか、娘だけのために1枠空けてくれていたので、申しわけなく感じていました。マンツーマンでのレッスンでもお月謝は同額にしてくれていたので、グループレッスンのほうが先生にとってもメリットが大きいことも知っていました。
だから、生徒さんが増えて、枠がないのなら、娘が辞めるのが一番いいと思いました。
やりたいのにできない発達障害グレーゾーンの娘の話はこちらの記事にくわしく書いています。
娘も続けていける形を考える
先生の方に連絡をし、「グループレッスンはやはり難しかったこと」を伝えました。他の枠と言ってもいろいろな学年のお子さんがいるし、レベルもさまざま。娘が入れそうな枠はないとのこと。
とはいえ、ご兄妹よりも先に通い始めたのが娘だったので、先生はどうにかマンツーマンのレッスン時間を確保するために考えてくれることになりました。
そして、決まったのが、固定の時間ではなく、一ヶ月の時間数だけを確保する方法でした。翌月の時間を毎月調整して作っていくようにしました。
◯日(水)17時〜、◯日(土)16時〜、といった感じです。レッスン間隔が空いてしまったり、逆に詰まってしまったりすることもありましたが、まったく支障はありませんでした。都合の悪い日はあらかじめ排除して予定を立てられるので、かえって自由度が増し、通いやすくなりました。
同じ方法でうまくいかなくても
娘が習い事に行けなくなった時、私はもう辞めるしかないと思っていました。でも実際には、続けるか辞めるかの二択ではありませんでした。
グループレッスンが難しいならマンツーマンに戻す。
固定の曜日が難しいなら、その都度予定を調整する。
もちろん、それが難しいこともあると思いますが、娘は、続けられる形を先生と一緒に探してもらえたことで、習い事を続けることができました。
発達障害グレーゾーンの子は、周りと同じ方法ではうまくいかないこともありますが、その子に合う形がないか、考えることで解決できることがあることを知ってもらえたらと思います。
この記事のまとめ
- 順調に続いていた習い事でも、環境の変化や心の疲れで突然行けなくなることがあります
- 無理に続けさせるより、形を変えたり一時休止するなど柔軟に対応することが大切です
- 先生との信頼関係が、習い事継続の大きな鍵になります
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