宿題をやらない発達障害グレーゾーンの娘|計算ドリルは書き写しを手伝って乗り切った話

3・4年生(中学年)

「計算ドリルをやらない」「計算ミスが多い」「宿題をやりたがらない」そんなお子さんに悩んでいませんか。

うちの娘(発達障害グレーゾーン・ADHD+ASD)も、問題を解いても答えが合わないことが多く、だんだん計算ドリルをやりたがらなくなりました。

この記事では、実際の体験をもとに、計算ドリルをやらない理由と、効果があった対処法を具体的に紹介します。


計算ドリルを間に合わせるためにしたこと

①担任の先生に相談した

②問題文の写しは手伝う

③文章題は一緒に読み、問題の意味をまず理解する

④予習で使う


計算ドリルをやらない3つの原因

・計算ミスが多い

・問題を書き写すのが苦手

・文章題の意味を正しく理解できない

娘は、計算そのものはできるのですが、これらの理由によって、思うように正解できないことが多くありました。「答えが合わない」→「嫌になる」→「やらない」といった悪循環でした。

気が散りやすいので、ケアレスミスも多くありました。すでに問題が書かれている場合は、まだ比較的ミスが少なくて済んでいましたが。計算ドリルは、計算式を計算ドリルノートに書き写してから、問題を解いていく形式。娘は、計算を解く以上に、書き写すという過程が苦手だったので、そこが大きな壁になりました。

苦手なことは好きでもありません。そのため、まず書き写す作業から入る計算ドリルは、とにかく取り掛かるのに時間がかかりました。ただでさえ、写し間違いが多くなってしまう傾向があるのに、嫌々やっているから、書き写した数字が汚すぎてわからないところもありました。ようやく写し終わって解いてはみるのですが、書き写した内容自体が間違っているため、答えが合うわけもなく、間違いだらけ。娘なりに頑張ってやってはいるのですが、結果がこれではますますやりたくなくなるばかりでした。

また、文章題の意味を理解するのが苦手なことも、ドリル嫌いを加速させる理由でした。文章題は、娘が苦手な「書き写す」という行程はないのですが、その代わりに問題文を読んで、どんな計算をすればいいか判断することが必要になります。問われている意味がわからないので、答えを導き出すことはできず、白紙になっていました。


発達障害グレーゾーンの子にあった工夫

①担任の先生に相談した

娘はやる気にばらつきがあるので、毎日決められた量をこなすのが難しい状態でした。まったく進められない日もありますが、逆に気分が乗るとどんどん進めることができる日もあったので、できる日にまとめて取り組むことを承諾してもらいました。

②問題文の写しは手伝う

計算ドリルは問題を解く練習をするもの。「書き写すのが嫌だ」という理由でドリルができないのであれば、その行程はやらなくていいと考えました。もちろん、本人が書き写せる時は自分でやってもらうのですが、難しそうなときは、こちらで問題だけ書き写しました。書いたからやってみよう、というと取り組むことができることが多かったです。忙しいなかで、ドリルの手伝いをすることは大変ですが、結果的に、早くドリルを終わらせることができました。

③文章題は一緒に読み、問題の意味をまず理解する

文章題は、一度自分で読んでもらうのですが、理解ができないことが多くありました。問題に沿った絵が書いてあるような問題は、その絵がこの問題とどう関係しているのかがわからず、かえって混乱してしまうこともありました。娘は何を問われているのかがわかると、式と答えを導き出すことはできることが多くありました。算数はわからないと嫌いになってしまいやすい教科。わからない部分を手伝うことで、嫌いにならないようにしていくのが大事だと考えました。

④予習で使う

学校で教わったものが宿題(ドリル)に出るのですが、気分が乗ったときは、少しだけドリルを授業より先に進めることもありました。これも担任の先生には承諾してもらいました。低学年の頃は、まだ問題も簡単だったのであまり躓くことはなかったのですが、中学年になったあたりから集団授業で理解するのが難しいところが出てくるようになりました。

普通なら塾などを検討するのでしょうが、娘は新しい環境が苦手なこともあり、通うことが難しく。また、新しい教材を使って予習することも、勉強量が増えてしまうことになるので現実的ではありませんでした。ドリルであれば、必ずやらなければならない課題。学校の勉強にも沿っているし、あらかじめ目を通していることで、授業の理解も大幅に改善することができました。


計算ドリルをやらない子への対処のポイント

・子どものペースで取り組めるようにする

・苦手な行程は省く

子どもの特性によって、どうしても難しい部分があると思います。勉強の段階では苦手な部分に無理に取り組むのではなく、式と答えを導き出すことに焦点を当てることで、取り組めるようになりました。


学校のルールに従って、宿題を進めていくのが難しいお子さんもいると思います。ちょっと無理そうなお願いであっても、一度、担任の先生に相談してみるといいと思います。娘は自分のペースで取り組むことで結果的に計算ドリルを終わらせることができたし、子どもも親も楽になりました。どうしても家庭だけで対応が難しい場合は、相談してみてください。

漢字ドリルをやらない子への対処法も書いています。参考にしてみてください。

漢字ドリルが苦手なお子さんについてはこちら

この記事のまとめ

  • 計算ドリルをやらない理由は3つあった。計算ミスが多い、問題を書き写すのが苦手、文章題の意味を正しく理解できない
  • 計算そのものはできるのに、書き写した内容が間違っているから答えが合わない。「答えが合わない→嫌になる→やらない」という悪循環になっていた
  • まず担任の先生に相談して、毎日決められた量ではなく、娘のペースで進めることを承諾してもらった
  • 書き写すのが嫌でドリルができないなら、その行程はやらなくていいと考えた。難しそうなときは私が問題だけ書き写し、「書いたからやってみよう」と言うと取り組めることが多かった
  • 文章題は一緒に読んだ。何を問われているかがわかると、式と答えは自分で導き出せることが多かった
  • 気分が乗った時はドリルを授業より先に進めて予習に使った。塾は新しい環境が苦手で難しかったが、ドリルなら必ずやる課題。目を通しておくだけで授業の理解が大幅に改善した

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