「漢字ドリルをやらない」「やらせても進まない」そんな悩みはありませんか。
発達障害グレーゾーン(ADHD+ASD)の娘も、漢字ドリルが大嫌いでなかなか取り組むことができませんでした。ひどいときは、提出期限まで残り2週間の時点で、1/3しか終わっていないということもありました。
この記事では、漢字ドリルをやらない子どもに対して、実際に効果があった工夫を体験談をもとに紹介します。
【漢字ドリルを間に合わせるためにしたこと】
①担任の先生に相談した
②立ち勉強した
③ご褒美
④一緒にやった
【漢字ドリルをやらない理由】
娘が漢字ドリルに取り組めなくなったのは小学2年生の時でした。1年生の時はまだ普通に取り組むことができていたのですが。漢字が難しくなり、書く文字数も増えたことで負担が大きくなったのか、なかなかはじめようとしなくなりました。
当時、娘は字を綺麗に書くことにもこだわりがありました。これがドリルを進めるうえで大きな壁になりました。ようやくドリルをはじめることができても、自分の思うような字が書けないと何度も消してしまう。納得のいく字が書けるまで次に進むことができない。なかなか上手に書けないとイライラして途中で投げ出してしまう始末。鉛筆もよく投げていました。こうなってしまうと、当分、ドリルに戻ってくることはできません。
やりはじめることが難しい、取り組み始めても次に進めない、うまく書けないと投げ出してしまう、これでは、みんなと同じペースで宿題をこなすのはとてもじゃないけど、無理でした。

【発達障害グレーゾーンの子に合った工夫】
①担任の先生に相談した
漢字ドリルは、習った漢字がその日の宿題になりますが、娘はその日によってやる気にばらつきがあったので、毎日決められた量を仕上げていくのが難しい状態でした。まったく進められない日がほとんどでしたが、何かのスイッチが入るとどんどん進める日もあったので、そういう日にまとめて取り組むことを承諾してもらいました。
②立ち勉強した
やりたくもないことに落ち着いて座って取り組めるかといったら、それは難しいことでした。そこで取り入れたのが立ち勉強。小2の娘が立って勉強するのにちょうどいい高さの机があったので、その机を娘の勉強部屋に移動し、使うことにしました。眠気防止や集中力の向上という立ち勉強の効果があったかはわかりませんが。ADHDの娘にとっては、足が地面に付いてるほうがそわそわしないので良かったように思います。
③ご褒美
まず机に向かわせるためによく使った声かけが「5分だけやろう」と「1行だけやろう」。はじめてみて、気分が乗ってきたら、それより少し先に進める日もありました。小さめのおやつを用意して、5分やったら食べる、1行だけやったら食べる、というのが効果的な時期もありました。
④一緒にやった
そして、娘が宿題をやるときは、私も同じ部屋で書き物などの作業をするようにしていました。様子を見ることができるし、進みが悪いときなどは少し手伝うと、また取り組み始めることもありました。
【どうしても終わらない時の対処法】
学校では漢字ドリルを終わらせることが課題とされていますが、そもそも漢字ドリルは、漢字を覚えるための手段のひとつであって、空白を埋めることが目的ではありません。娘は漢字テストに向けて勉強することのほうが得意だったので、漢字ドリルをこつこつやるより、テストをやってもらったほうがよっぽど効率よく漢字が覚えられていたように思います。
とはいえ、課題を終わらせることは学生としては大切なこと。なので、もうひとつ担任の先生にはお願いをして、あまりに進まないときは、私も一緒に漢字ドリルを分担してやる時もありました。娘は漢字を覚えられればいいので、漢字と送り仮名は娘が担当。それ以外のふりがなとか関係ない部分は私が担当して、一緒に遊び感覚で埋めていくこともありました。
【漢字ドリルをやらない子への対処のポイント】
・子どものペースで取り組めるようにする
・短時間(5分、1行)から始める
・立ち勉強など集中しやすい環境にする
・ご褒美を用意してやる気を引き出す
・親も一緒に取り組む
どれも特別な方法ではありませんが、子どもの特性に合わせて工夫することで、少しずつ取り組めるようになりました。
年齢が上にあがってくると、字を綺麗に書くこだわりが薄れていきました。とにかくやればいい、という、いい意味での割り切りができるようになったので、やる気さえ出れば、自分で進められるようになりました。小学4年生になる頃には、やる気の出る場所に行って宿題をやるのが効果的になりました。娘の場合は、ファミレスでのモーニングタイムと相性が良かったので、週末の朝はモーニングに行くのが日課になった時期もありました。
学校のルールに従って、宿題を進めていくのが難しいお子さんもいると思います。担任の先生に相談してみたら、子どもも親も楽になることがあります。どうしても家庭だけで対応が難しい場合は、相談してみてください。


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